メタル、音楽、日々のこと。

なんとか生きている人と音楽

鬱から完全復帰すべく、頭と気持ちの整理の為にも色々書いてたりします。あと時々音楽の話。

青春パンク(&その同世代バンド)をSpotifyで聴こう。

「青春パンク」とは青春と名のつく通り、10代〜20歳くらいまでの気持ちを代弁したかのような人間くさい歌詞をロック〜パンクに乗せたもの。

2001〜4年くらいが全盛期でしょうか。

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厨二病なもの、
ちょいエロ、
おバカ、
等々、どちらかというと非リア充の世界を歌うことも多く、今聴くと小っ恥ずかしくなるような曲もある。

が、とにかくストレートな歌詞で皮肉っぽさや、冷めた感じはあまりない。

 

「全ての若きクソ野郎どもへ」


「1発やるまで死ねるか」

 

といった気持ちをも歌ってしまう等身大さが売りだったのかもしれない。

 

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そんな青春パンクの代表格になってたバンドが
ゴイステこと、Going Steady
上の「1発やるまで死ねるか」というのは"童貞ソーヤング"という曲の1節。
その当時、高校生だった自分の周り(男子)は全員くらい聞いてた、って言ってもいいくらいだった。
自分はというと、捻くれてたのでみんな聴いてるのは嫌だと思って聴いてなかったのだが苦笑、"童貞ソーヤング"と、"銀河鉄道の夜"は知ってた。

 

童貞ソー・ヤング

 


「カッコイイのが苦手だから、ついついカッコつけてしまう」と歌う愛媛出身のバンドは
ジャパハリネット

満ちて来たる日々

 1stアルバムの「満ちて来たる日々」から素晴らしいアルバムで、"It's a human road"、"はりねずみな男"、"光明"といった素晴らしい曲を連発していた。
アコギの"夏の憧憬"も良かった。
ジャパハリは近所の兄ちゃん、といった雰囲気であまりアホなことは歌ってなかった印象でした。


2バンド目でなんですが、Spotifyを始めとする定額配信では聴けないです…苦笑

 


ガガガSP
パンク的な歌い方?、激しいビートの熱いバンド。
歌い方は好き嫌いが分かれてしまいそうですが、
「昔君が住んでた国道2号沿いに僕は来ています」
「君はあれから、どんな思いをしながら生きているのでしょうか」
など、日常での心の動きとか等身大の言葉で歌うことが特に強い印象。
それでいて勢い満点のロックサウンドですからね。

ガガガSPオールタイムベスト〜勘違いで20年! 〜
"晩秋"など、CMで使われたりした曲もけっこうあるので、意外と聴いたことがあるかと思います。

 


the Boogie Jack
アルバム「ナミダ流星群」は何故か青春パンクのCDの中でも1番くらい聴きました。

ナミダ流星群

パンクは上手くなくていい。
難しいことはやらないで迷いなく演奏できれば大抵はカッコよく聴こえる、と個人的には思いますが、そのご多聞にもれないバンドです。

"マイロード"という曲はタイトルはカッコいいが失恋ソング。

 

 

Stance Punks
上の「全ての若きクソ野郎どもへ」という歌詞はこのバンドの1stアルバムから。
反抗期のような歌詞が多い印象。
まぁ、パンクですからね。

STANCE PUNKS (1st full album)

 


175R
"ハッピーライフ"、"空に唄えば"は青春パンクではダントツで有名な曲ではないだろうか。
最初に見たときはなんて読むんだろうと思ったが、おそらくこの 175R が青春パンクをメジャーなものにしたバンドだろう。
少し Wanima にも通ずるところがありそうなところもあり、非常にポップ。

そしてリア充感もある。
"sakura" も非常にいい曲です♪

 


鴨川、ボーカルのクセが強い SHACHI といったバンドもよく聴きました。
が、定額配信ではほぼほぼ聴けません…泣
鴨川が1曲あっただけでした。
どちらもカッコいいバンドなのに…。


他にも沢山のバンドがいて、

オナニーマシーン
the イナズマ戦隊
the Stand Up
SABOTEN
セックスマシーン
太陽族
ピンクリボン軍
Foot Stamp
マスミサイル

等々が活動していました。

バンド名変えたい

やっぱりそう思うんですね笑

 

余談ですが、今は青春パンクの印象の薄そうな 10-Feet もこういったバンドと共にコンピレーション・アルバムをリリースしていました。

PUNK ROCK CAMP!!2


最後まで読んでいただきありがとうございました。
これを機にこんな青春パンクのバンドを聴いてみるのも一興かもしれませんよ。

 

 

 

 

 

追記です。
これら青春パンクと同世代のバンドをいくつか。

最近、改めて聴いてみたらカッコイイと思ったバンドの2トップが
フーバーオーバー
PEALOUT
というバンド。

決して誰もがみんな好きになるようなバンドではないのだと思いますが、どちらと独特の世界観を作り出している。


フーバーオーバーは、後々、チャットモンチーにも通じていきそうなゆるふわテイストでいて、少しだけ飛んでるような曲もあり、それでいてバンドサウンドはしっかりとしていて…
上手く言葉にできないので、聴いてみてください笑
残念ながら、数曲しか聴けないようですが…。

 

PEALOUT のほうは「轟音」という言葉がふさわしい歪み。
その合間の曲では静寂の世界
を表現する、いそうでいないバンド。


他にも

"ラヴソング"という曲をめっちゃ聴いた
PENPALS を始め、
サビはみんなで「オーオーッ♪」と合唱できるくらいノリのいいスカパンク Potshot
2ndアルバムの"clutch" は名盤、SHAKA LABBITS

ボーカルのウキさん、めっちゃ可愛いー、と当時思ってました笑

B-DASH 語なる独自の言葉で歌うメロコアにも通ずる、B-DASH

ポップな女性ボーカルのスカパンクムラマサ☆

Hermann H. & The Pacemakers等々がいました。

 

HY や、Flow、MONGOL800

といったバンドが出てきた時期でもあります。

 

 

最後にもう1組、さらに番外編です。

 

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ひとりぼっち秀吉BAND

 

福島県を中心に活動中の、このバンド。

弾き語りでも熱いステージを見せてくれていたボーカルのひとりぼっち秀吉がバンド編成になり、レベルアップ。

このバンドはこの流れで記さない訳にはいきません。

知名度は低いと思いますが、人間ロックと言われ"俺たちまだやれる人"などの曲は青春パンクに通ずるところがあります。

  


ひとりぼっち秀吉BAND 「俺たちまだやれる人」

 

 

 


今度こそ最後です。
読んでいただきありがとうございます♪