アメリカではカントリーも人気の音楽の一角をなします。
広大な大地を連想させるような、かつ、どこかのどかな雰囲気を持つカントリー。
よくある日常的なことも歌えば、恋愛ものなんかも当然あり、 賛美歌もカバーしたりする平和な音楽である。
アメリカの民族音楽なんでしょうね。
日本で言う演歌や民謡に値する音楽なのでしょうが、アメリカではカントリーも人気の音楽の一角をなします。
古くさい音楽ではなく、若手もどんどんと出てきているのです。
今回は若手もたくさんいるカントリー界で、風格も出てきたシンガー "Miranda Lambert" がいる。
Miranda はアイドルのオーディション番組出身ではありますが、 実力も持っていて初期からカントリー界では賞も獲っています。
2005年のデビュー盤 "KEROSENE" では少し垢抜けない感じがあり、 カントリー的な歌い回しは弱いものの、その片鱗はしっかりと見せている。 (そのためクセは少なく聴きやすくなっているかも)
盤も良曲揃い、12曲でしっかりとまとめた良盤である。 3rd "revolution" あたりからは貫禄めいたものも出てきて、 どが付くほどの、どカントリーを聴かせてくれる。
Miranda Lambert - White Liar 好敵手(?)の Carrie Underwood と手を組んだ "Somethin' Bad" も ロック的なつくりでこれまたカッコイイ。
日本では年配の方がやっている印象も強い音楽ですが、若手も出てきてグラミー賞にも食い込んできているので、日本でも少しは強くなっているのではないかと思っています。 (ただの願望か?)
日本の演歌、歌謡曲とは違ってメイン・ストリームに食い込んでいる、 この違いはどこにあるんでしょうね。
その若手も含めて、どこかでカントリー界のこともまとめて書くかもしれません。