メタル、音楽、日々のこと。

なんとか生きている人と音楽

鬱から完全復帰すべく、頭と気持ちの整理の為にも色々書いてたりします。あと時々音楽の話。

日常を幻想的に表現する女性ボーカル - PREDAWN

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ジャケットがここまでに曲の世界観を表しているものは中々ないように思う。

このジャケットからどんな世界を想像するだろう。

どこかメルヘンチックというか、幻想的なイメージを持つのではないだろうか。

流れるアコースティック・ギターの音色に効果音に近いドラムの音、それに、ゆるく囁きかけるようなボーカルが加われば日常が幻想的に描かれたような響きが生まれる。 これこそが "PREDAWN" の世界。 まさに名前通りの曲を聴かせてくれる。

2013年に1stアルバム "A Golden Wheel" がリリースされている。

全11曲、30~40分、どこまでも優しい世界を展開してくれるので、人によっては子守歌にもなるのではないかと思う。それくらいに優しいアルバムだ。

(時々そのように寝る前に聴いてます)

アルバム1枚を通して聴くと、キレイに完結しているせいか2回続けて聴こうと思ったことは中々ないのだが、また翌日には聴きたくなる、そんなアルバムだ。

最後に隠しトラックで日本語の曲が入っているのだが、この曲だけ語感が違っていて面白い。

2013年にアルバムが出てから音沙汰がないのかと思っていたら、4月にライブDVDがリリースされていたらしい。 詳細はこちら

アルバムが100万枚売れるようなミュージシャンではないように思うが、世界観を確立できる希有なミュージシャンだと思う。

こんな曲こそ、多くの人に聴いてほしいし、売れてほしいと思う。

(捻くれているので売れたら聴かなくなるかもしれませんが・・・。)

 

 

A Golden Wheel

A Golden Wheel

 
2014.11.06

2014.11.06 "Nectarian Night #01" at 品川教会グローリア・チャペル(初回生産限定盤) [DVD]