メタル、音楽、日々のこと。

なんとか生きている人と音楽

鬱から完全復帰すべく、頭と気持ちの整理の為にも色々書いてたりします。あと時々音楽の話。

経済の大切さ?

世の中には矛盾していること、あり得ないように見えることが多々あるが、 曲がりなりにも世の中は成立している。

それを否定してみたって何も始まらない。

 

1000人(の生活)を守るために100人を犠牲にする

ような考え方は経済界(経営者)では一般的なのだろうか?

10人、1人と、犠牲が少なければ、それで良いのだろうか?

 

世の中がそんな考え方の下で動いているように思っている。

 

経済は世界中に繋がっていて、本当に多くの人の生活がかかっているので 何よりも大切にせざるを得ないのだろうか。

 

アメリカの軍需産業なんて、その最たるものだろう。

 

冷戦時代にでかくなりすぎた軍需産業で儲けている人もいるのだろうが、 その軍需産業には100万人単位の労働者がいて、 彼らに文化的な暮らしをやめろ、食べるのをやめろ、 と言える人はどこにもいないだろう?

軍需産業だけがアメリカの経済ではないが、 彼らが失業したら、アメリカ経済はどうなるだろう?

世界経済にも影響は出るのではないか。

アメリカみたいな超大国を不安定にさせない為に戦争をしている、 と言われるのは何か間違っているように見えるが、正当な理由でもある。

 

大多数の自国民(の生活)を守る為に、どこか外国を犠牲にして成り立っている。 自国内に市場がなくなったら他国に創り出しさえする。 もしくは、サブプライム・ローンみたく、 お金の無い人たちまでも無理矢理、市場に入れようとする。

これが市場経済型の資本主義なのだろうし、先進国の暮らし。

 

戦争だって他国を使って

市場を生み出す一つの手段でもあるのだ。

 

だからといって、人の命を取る必要があるのかと言う人もいるだろうが、 失業者を多数出してしまっては、生活できなくなる人がどれだけ出るかわからない。

「命だけ」はある難民のような生活を「よし」とする人は先進国にはいないだろう。

そうじゃなかったら失業なんてそこまで問題にならない。

 

こうなってくると、「戦争反対」と叫んだだけではどうにもならない。

ミサイルを使って何か平和的にイベントでもやるか?

軍需産業の技術者達を引っこ抜いてきて、何か造ってもらうか?

 

そうじゃないと、資本主義が終わるまで何もできないことになってしまう。

 

 

政治で解決を目指すだけでなく、経済からもアプローチが必要なのだろう。