2022年もかなり色々と聴きまくってたので、上半期ベストを(今更ながら)記してみます(めちゃ遅)。
最近、サブスクで文字通りに何でも聴けちゃうせいか、新作じゃなくても出会いが沢山ありまして、2022年作だけでは記せませんでした。
世の中広すぎます笑
許してください苦笑
なお、順位はつけておりません。
ゆでたろうの「2022_7月_上半期ベスト」をApple Musicで
Paledusk - SLAY!! (feat. Hideyoshi)
2022年作
メタルコア? プログレッシブメタルコア??
今のところ、今年1番聴いているバンドだと思われます。
メタルコア〜デスコア系の歪んだギター、アレンジにトラップ〜今風R&B的な要素が入ってきたり、いきなりサックスが出てきたり…と1曲に3曲分くらいの情報量が入ってそうなんですよね笑
こう記すと曲が長くなっていて、忙しい展開、めちゃくちゃなバンドに思われるかもしれませんが、3〜4分の短い時間に急展開させることができていて、それがまた恐ろしく心地いいんです♪
SLAY!! の次にリリースされたBBB もステキな曲ですし、どんどん進化しているようなので、早く次の曲が聴きたいです♪
Mesarthim - Vacuum Solution EP
2021年作
アトモスフェリックブラックメタル
友人の発言「ブラックメタルとトランスを組み合わせてるバンドっていないんじゃないか?」から調べてみたらたどり着いたバンドなのですが、これが抜群に良かったのです笑
シャーシャー言うボーカルに歪みまくったギター、ここまでは普通のブラックメタル。
なのですが、そこに電子的なビートが合わさる、トランス的なシンセサイザーの音が加わる。
これが癖になってしまいました。
ポストロック、ポストメタルと同様に何も考えずに浸っていられる音楽でした。
一応ジャンル名にはブラックメタルと入っているからにはアンチクライストなのでしょうか?
キリスト教で言う神は否定して、宇宙を崇拝しているようなバンドなのでしょうか?
・・・
ちなみにオーストラリアのバンドらしいです。
摩天楼オペラ - 真実を知っていく物語
2022年作
シンフォニック・メタル、V系
2018年のドラム交代、2021年のギタリスト交代を経て、かなり今風のメタルに近づいた印象。
メンバー交代は寂しいような、でも進化するメンバー交代は嬉しいような…両方の気持ちがあります。
シンフォニック〜クワイヤー系のアレンジが良いのもさることながら、メタル的な攻撃的なアレンジも磨きがかかっています。
最近のV系のバンドは基本的に闇が強い印象なので、曲によって光と闇を使い分けるというのは意外と珍しい気がします。
1曲目「真っ白な闇がすべてを塗り替えても」、4曲目「桜」が特にお気に入り。
The Local Pints - Hazy
2022年作
ポップ、ロック
中々ありそうでない、ギターもいい感じに歌ってるポップ色強めなバンド♪
太陽の下、外で聴きたくなります。
FM Static あたりを聴きたくもなりそうです。(ちょっと違うか…)
「クラフトビールに世界一合うバンド」というコンセプトのもとに醸造所のハウスバンドとして結成、らしいです。
女性ボーカル。
読み方はローカル・パインツ。
月追う彼方 - 雪月花を思い出すEP
2022年作
今年の冬にものすごく聴いてたバンドです。
等身大。
オルタナなら、その一言に尽きるというのはステキなことだと思う。
思ってること(描きたいこと?)がそのまま音と歌になった印象。
そんなストレートなバンド。
いつまでも続けてほしい。
1曲目「春待ち月」サビの歌詞、朝を待とうの部分は何故か、朝を纏うだとずっと思っていました。
タイトルは春「待ち」月なのに笑
二重の意味だったりは・・・
しないですね。
Arch Enemy - Handshake With Hell
2022年作
イントロから引き込んでくれる1曲。
サビに大々的にギターがメロディを流すのも毎度のことなのだけど、飽きない程度ではなく、ちゃんとカッコいいのが Arch Enemy ♪
クリーンボーカルで一旦、別世界に引き込んだ後にギターソロ。
2人のギタリストがそれぞれ持ち味も出しつつなプレイもあり、あっという間の5分39秒が過ぎ去る。
来年2月の来日が今から楽しみです♪
Sable Hills - Embers
2019年作
Unearth とかみたいに、とにかくギターがメロディを弾きまくるメタルコア。
より日本人好みのメロディだと思います。
2曲目「Embers」、3曲目「Recapture」だけでも良盤すぎます♪
これはかなり聴きました。
3年の時差がありましたが苦笑
最近はメタルコアやデスコアのアルバムにはインスト版が存在したりします。
これはこれでまたカッコいいので、いわゆるデスボイス系が苦手な人はインスト版がいいかもしれません。
Tinariwen - Sastanàqqàm
2017年作
アフリカンブルース、ロック?
菊田裕樹氏が紹介していて知ったバンド。
イントロのベースがステキに始まり、SGの攻撃的なギターリフが最高にカッコいい1曲♪
アフリカの言葉(トゥアレグ語?)の響きも良い。
トゥアレグ人が自治権を求めて武装闘争、とウィキぺディアにあることから、ブルースよりも姿勢的にはパンクなのだろうと推測するが、良い音楽であることに変わりはない。
nego - SANSARA
2012年作
人力トランス?
日本のポストロック・バンド、sgt.に関わっているメンバーがやっているバンドとして知ったバンド。
人力トランスとは書いたものの、必ずしも踊れる音楽ではなく、本当にトランス(トリップ感全開?)な曲で、浸っていられる音楽。
言葉では伝えられる気がしない音楽w
(語彙力不足…)
Passion EP (2017年作)ではラッパー参加の曲もあり、それもまた良曲。
KANA-BOON - スターマーカー
2020年作
ポップ
アニメ「僕のヒーローアカデミア」で知った曲。
曲はとにかくポップ。
そこで軽快に韻を踏む心地よさが抜群な1曲。
ヒップホップや洋楽での押韻とは一味違う心地よさがあって、印象に残りまくった1曲。
番外編
QUEENDOM - チキチキバンバン
2022年作
アニソン、ユーロビート
諸葛孔明の時代、為政者や有力者の多くは文化的にも優れていた(少なくとも大いに興味を持っていた)。
そんな時代の天才が現代にタイムスリップしてきたら音楽への適応は早いのでしょうか?
・・・
印象に残っているのは完全にアニメからの補正が入ってますが、歌詞も原曲の雰囲気を残しつつ、パリピな意味も残しつつ、秀逸です。
Be Crazy For Me は完全にEDMミーツアニソンな曲ですが良曲♪
2022年の上半期は他にも、
CVLTE
など、邦楽をかなり聴いていましたし、90年代V系のLaputa を再び聴き始めたりもしました。
ドビュッシーのピアノ曲をはじめとするクラシックにも少しずつ興味が戻ってきた上半期でした。
ヒップホップやR&Bなどはあまり聴いてない上半期でもありました苦笑
ロック系もThundermother が女性ボーカルのバンドでカッコよかったですし、デスコア Within The Ruin にも出会いました。
Ice Nine Kills はシンフォニックメタルのKamelotがメタルコア系の影響を受けたようなバンドでカッコよかったですね♪
どれだけ聴いてもまだまだ馴染みのないジャンルもあれば、バンドも沢山いて音楽は飽きません。
また、音楽の話もしたいと思いますので、読みに来ていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました!