メロコア~パンクの曲は勢い余るくらいのスピードで攻めないと駄目なのか?
最近(特に日本の?)メロコア~パンクはやたらと速い曲をやるバンドも多くいる。
それはそれで演奏レベルもそれなりにあるということだし、速さが「売り」というよりは、
それだけヽ(゚◇゚ )ノ??
のバンドもいる気がするから何よりも大事なのは曲を構成する力じゃないかと思う。
大阪の POP DISASTER は
極端に速い曲はやらないがメロディを始め、曲の構成は抜群のバンド。
上に貼った "Calling" も名曲。
PVも今話題のアレを使ったと思われる空撮で格好いい。
(2012年にアップされているが)
2014年発の 5th "DIS:COVER" でも同様に(それ以上に?)曲の構成は素晴らしい。
そして、1回目より聴けば聴くほど良さが解ってくるスルメ・アルバムだ。
何度も曲の構成力と記しているが、POP DISASTER の場合は、曲に必要なこと以外は全て省いたかのような「余計な」プレイ、感情が感じられないアルバムになっていて聴きやすい。
個人的には作業時の BGM に度々使わせてもらっている。
何かのインタビューで読んだ記憶があるが「流行を追うことなく自分たちのやりたかったことを変わらずにやっている」とのこと。
イコール、それは好きな人しか好きにならないのかもしれないが、だからこそ軸からぶれることなく曲を洗練させることができるのだろう。
結成は2003年と何気にキャリアの長いバンドで海外のバンドからの評価も高いらしい。
しかし、いかんせん売れないという話なのだ。
2008年に知り合いのバンドの対バンで見ているらしいのだが、全然記憶にないのは苦い思い出(苦笑)
よくライブバンドと言われるバンドがいて、ライブで栄えるような曲ばかりのアルバムを創るバンドがいるが、個人的にはライブはオプションでアルバムをとにかく楽しめたほうが好きだ。
今年に入ってから、ベーシストの交代があったみたいだが、
これからはどんな曲を聴かせてくれるのか、今後も楽しみにしている。