最近は自分もCDから遠ざかっておりますがコンピレーション・アルバムって、ご存知でしょうか?
1組のアーティストだけでなく様々なアーティストの曲を集めたアルバムのことをいいます。
1組のアーティストが様々なアーティストの曲を演奏する「カバー・アルバム」
1組のアーティストの曲を様々なアーティストが演奏する「トリビュート・アルバム」
他にも、映画のサウンドトラック、フェス特集
等々のテーマごとにまとめられたものが多くありますが、意外と名盤も多いです。
このコンピレーションも、曲作りに負けず劣らずセンスが必要で、20曲中で気に入ったのは1、2曲だけなんてものも、やっぱりあったりします苦笑
さてさて、そんな中から5枚について記してみます。
では、まずはカバーから♪
Fayray - COVERS
まさしくカバーですね。
このアルバムはSpotifyでは聴けるようですが、アップルミュージックにはありません。
と言った感じでアプリごとに差がありそうです…
デビュー時は小室哲也プロデュースのようないかにも90年代なJ-POPをやっていた印象だったのですが、2002〜3年頃からは大人な感じのポップスをやるようになっての、このカバー・アルバムです。
選曲はジミ・ヘンドリックス、フリートウッド・マック、モンキーズ等々、60〜70年代の洋楽から。
モンキーズはあれです、セブンイレブンのCMでお馴染みの " Daydream Believer " で有名なバンドです。(カバーは別の曲ですが。)
余談ですが、個人的には寝る前のお供になることが多いです。
手嶌葵 - The Rose 〜I Love Cinemas〜
こちらもタイトル通り、映画で使われた曲のカバーになります。
なので、どこかで聴いたことがある曲も収録されてますが、構える必要など一切ありません。完全に手嶌葵です。
ギター、ピアノの静かさが際立つ感じでボーカルを引き立てるのに長けたアレンジになっております。
2枚目の "ラビアンローズ"というタイトルのアルバムもありますが、有名な曲はこちらの " The Rose " のほうが多いです。
続いてトリビュート・アルバムに参ります。
Blue : A Tribute to Yutaka Ozaki
尾崎豊です、はい。
それだけでも注目度は上がりそうですが、参加アーティストがかなりすごい!
そして、その名前に負けずに尾崎豊を料理しています。
個人的に良いカバーというのは、原曲の雰囲気を残しつつもカバーするアーティストのテイストにガラッと変えてしまうものだと思います。そんな荒技をバシッと決めた、まさにそんなアレンジがされております。
ミスチルの桜井さんなんかは歌うだけで、カバーになりそうな気がしないでもないですが。
ちなみに、2枚目の "Green" では清木場俊介が歌っています。
さらにちなみに、某B●●● ●●Fで売ってるはずです。
BOOMANIA
何も言わずにわかる気もしますが、
The Boom のトリビュートです。
奥田民生、
かりゆし58
MONGOL800
等のバンドが参加しています。
とにかく「優しい音色満載」になっています。
その一言に尽きます。
絢香の"風になりたい"が聴けるのはこのアルバムだけ??
SYNCHRONIZED ROCKERS
隠れた?素晴らしいバンド The Pillows のトリビュート。
少しユルめな?ロックサウンドを鳴らす The Pillows ですが、ELLEGARDEN等のアレンジでも引き継がれています。
他にも
Bump of chicken
Going Under Ground
Mr. children
ストレイテナー
等のバンドが参加しています。
The Pillows側からのオファーでできたアルバムらしいのですが、いかに愛されてるバンドなのかわかりますね。
ちなみに余談ですが、
noodles、Theピーズに出会ったのはこのアルバムでして。
この2バンドのアレンジも聴いてみて欲しいです。
さて、
番外編です。
Chrono Symphonic
言わずと知れたスーパーファミコンの名作RPG、クロノ・トリガーからオーケストラ・アレンジのアルバムです。
これは買えません。
何故なら、Over Clocked Remix というサイトでダウンロードできるからです。
全25曲。
また、Soundcloudでも聴くことができるようです。
ぶっちゃけた話、年々レベルが下がっているように感じられるこのサイトですが、初期の Chrono Symphonic は素晴らしいアレンジです。
一流のオーケストラと比べられたら元も子もない気はしてしまいますが。
ちなみに、この Over Clocked Remix では様々なアレンジ曲があります。
よろしければこちらもどうぞ。
いかがでしたでしょうか。
気になるものはありましたでしょうか。
次は、普通のコンピレーションについても記してみます。