メタル、音楽、日々のこと。

なんとか生きている人と音楽

鬱から完全復帰すべく、頭と気持ちの整理の為にも色々書いてたりします。あと時々音楽の話。

森保監督は本当にダメなのか?相手の視点を知るということ。

今回のアジアカップ2024

日本はベスト8で終わった。

 

いつも通りに?森保監督への批判は多い。

 

 批判が悪いとは思わないけど、批判「ばかり」なのはどうなのか?と感じる。

的を射た批判ばかりならまだしも、中身のない文句もすごく多いと感じるから、ものすごくイヤだ。

 

 森保監督が素晴らしいと盲目的に思う必要はないし、自分も全く思わない。

 

それでも、

 

なんで森保監督はそうするのか?

 

森保監督は実際はどのように見てるのか?

 

という視点が無さすぎるのは問題だと思う。

 

多くの記事で言及されるのはその試合の事だけで、背景までは見えてこない。

 

 

例えば、森保監督の価値観(の一旦)を知るきっかけは雑誌numberのインタビューでたまたま垣間見れただけなんだけど、新たに視点を得たから考え方は広がった。

 

以下、記事の一部を引用する

 

 

日本代表監督として森保監督が決断する際の決め手となるのは、以下の2つ。

 

 ・日本代表の勝利を願う気持ち

 

 ・日本サッカーの発展を願う気持ち

 

 これらは見事に一致することもあるし、時に相反することもある。ただ、森保監督のなかではそれらが『両輪』となって背中を押すという。

 

全文はこちらから

https://number.bunshun.jp/articles/-/860515?page=2

 

 

 

 この記事から読み解ける(と自分が思った)こと

 

森保監督という人は戦略だけをガチハメして、今日の試合に勝つというだけでは日本サッカーの発展には繋がりにくいと思ってるのではないか?

 

 現に対ヨーロッパ国なら意外と戦略で勝てることはある。

けど、体格の差があったり、こちらが押されてくると選手だけで試合を立て直すような力も欲してそう。

それは無理難題な気もするけど、本当の強豪チームというのはおそらくそれができる。

(毎試合とは限らないだろうけど)

日本サッカーは世界の上位に食い込めてきているのだから、本当の強さも日本サッカーに落とし込もうとして長い目で見ているのではないか、と感じる。

 

 対して、多くのサッカーファンはそんな先々のことよりも、今、面白い試合を観たい!と望んでいるから文句に繋がりやすいのではないか?

 

 

 

 

 これは会社で「上が悪い」、「会社が悪い」などと上司の愚痴ばかり言うのと構図は非常によく似ていると思う。

 

 ま、相手のせいにするのは簡単なんですよねw

(自分もしますがw

 

 上は傲慢とか強欲とか、命令すればいいから楽だよな、とか気楽に言えてしまうような価値観とリンクさせれば一応、仕方がないかと納得はする。

けど、それで何か変わる訳でもない。

せいぜい愚痴仲間ができるだけで、

成長なんてしない。

 

 めちゃくちゃ不毛じゃないですか?

 

 会社側、上司というのは一部署だけを優遇なんてできないだろうし、5年後のことも見据えて今はこれをやる、と言った選択をしていることも多いと思う。

(管理職や社長の役割を勘違いしてる人もいるので一概には言えないのだけど…)

 

 これはあくまで自分の経験から見えてきたことなだけ、と言えばその通りで否定したい気持ちが出てくる人もいると思う。

 でも、ここでは安易に否定をしないで欲しい。

 

 じゃあ、どうすればいいか。

上が「実際には」どう思ってるか探ったほうがいいと思う。

(想像上の話じゃないから、自分の知らない価値観も当然にあり得る)

 

 イエスマン、いい子ちゃんになる為じゃあない。

もし仮にクライアントが相手だったら、相手の意図を考えて次の一手を提案できるのが100点ですよね。

 逆な的外れな提案をしがちな人というのは才能がない訳ではなくて、自分の視点でしか物事を見ていないから相手が受けてくれるかどうかが分の悪い賭けになりがち。

 だから、賭けの分をよくしていく為に、例えば相手の業界のことを知ろうとしたり、何に困ってるのかを知ろうとしたりするはず。

それを身近な人にもやればいいだけなんです。

 

 でも、散々自分の視点だけで色々と考えてしまうのは実はよくありがち。

 

 恋愛なんかも似たような事が多いと思う。

 

 フラれた、相手は喜んでくれなかったから自分の努力が間違っていたとして自信を無くしたり、安易に相手のせいにしたりする。

 自分の視点しか持ち合わせていないと、上手くいかなかった=自分の能力不足に簡単に直結しやすいから向き合うのはツライものになりやすい。

 

 大事な点は相手の為を考えるって、本当に相手の為を考えていたのか?ってことなのに。

 

 多くの人が陥りがちなのは自分の100点が相手にとっても100とはいかないまでも60点くらいにはなってるだろうと思いがちなこと。

 この考え方の1番の問題は相手と自分が同じ、ないし似たような価値観、視点を持っている前提からスタートしていることだと思う。

 

 1番くらいよく見る話が、会話の目的。

男性は解決を1番に考えがちだけど、女性は共感を1番に考えがちなので、せっかく頑張って解決策を示しても嫌がられる、というもの。

これを男性側は男性目線のまま、頭だけで考えたら意味不明なんですよねw

 脳の構造も影響しているらしくて、そのような傾向ができてしまうのは仕方ないらしい。

じゃあ、どうするか。

理解できても、できなくても「そういうこともあるのね」として、考慮に入れる要素を新たに持てば良い。

 

 けど、これができない人が非常に多いと思う。

(全員ができるとも思わないけど)

 

 自分が理解できないからと言って、落ち込む必要はない。逆に理解できようとできなかろうと、事実、あるものはある訳だし。

 

 相手をバカにする必要もない。

むしろ何かをバカにするのは思考停止で、本当は何も良いことはない。

 

 例えばで恋愛のことを書いたけど、普通とか空気の中で、これをやるから常日頃から思考停止になってしまう。

 

 イコール、自分にはできる事が無いかのように感じがちなのだと思うし、相手のせいにしがちになりやすいのだと思う。

 

 そこまでやる気のある人間ばかりじゃない!とか他人を優先してれば良いのか?などと思われそうですけど、やる気の有無の話じゃなくて、自分がコントロール可能な部分を増やしていく話で、やらされ感を減らそうって話なんですよね。

 

 もう少し言うと、自分が自由になる為。

 

 自由と書いたから何も考えずに気楽に!と思われがちかもしれないけど、そんな自由は世界の王になるか、この世に1人ぼっちにならない限りはあり得ない。

 

 ここで言う自由は自分で選べることを増やすという意味。

 

 自分とは違う価値観を知る事ができれば自分の考え得る範囲も広がるし、色々な人と対等に付き合いやすくなる。

(普通や空気を重んじすぎる人とは上手くいかなくなるかもしれないけどw

 

 

 森保監督もそうだし、会社の上の人間というのは、

本当なら長い目で見ていくことも説明がもっとあっても良いのではないか?とは思う。

けど、受け取る側の素養も大事で、こういう記事を書いてみた次第です。

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

 

批判があれば自分も考える材料になるので

コメント欄にどうぞ。

 

ただ、文句は受け付けませんw