2023年も年末が来たので、色々な人の書いてる年間ベストが楽しみです。
自分も真似します。
目次
- 2023年間ベストアルバム(EP含む)
- 2023年、好きな曲
- 2023年、サブスクに上がっていて嬉しかったもの
- 2023年に出会った2022以前の作品
- 2023年間ベストアルバム(EP含む)
Evilgloom Addictions メタルコア?ニューメタル?🇯🇵
3月リリースだけど、色々な人が年間ベストに入れ始めて知った1枚。
エレクトロとメタル〜メタルコアはやり尽くされてると勝手に思っていたけど、キラキラしたEDMのようなエレクトロサウンドではなく、ダークなほうを合わせてきていてその攻撃的な音楽にグッときてしまいました。
正直なところ、これが世界初なのかは分からないけど、ツーバス16ビートのドコドコドコドコにエレクトロ的な音も重なってそうなのがまた良い。
(一部の曲だけど)
Paledusk により一層ハマるきっかけでもありそう。
摩天楼オペラ EVIL EP メタル、V系🇯🇵
メジャーデビューの頃から好きだったけど(少しずつ好きの度合いが薄まっていたけど)、去年(2022年)のアルバム“真実を知っていく物語" がすごく良くて、再びハマっている。
そのメジャーデビュー頃と最近とが、すごく融合している感じがして良いEP。
年末近くなってのリリースだったけど、余裕で年間ベストに入れる事に。
(sic)boy HOLLOW 🇯🇵
去年からハマっているラッパー。
ロックなギターのトラックが増えてて、個人的には好き。
その一言に尽きるかも。
38歳のおじさんからしたら、RIZE のJESSE と一緒にやってるDark Horse なんてガッツポーズものだったw
Hanakiv Goodbyes 🇪🇪(エストニア)
2023年にどハマりしたポストクラシカル〜ジャズ系のレーベルGondwana Records の新人らしい。
静かなピアノメインの曲なのだけど、布団の中で深呼吸しながらよく聴いていた。
そのくらい寝る前に体を心を穏やかにするのに丁度いいアルバムだった。
kokeshi 冷刻 🇯🇵
ブラックゲイズ?ブラッケンドハードコア?と言われているバンドの2023年作がすごかった(語彙の無さがw)。
さすが Tokyo Jupiter Records
kokeshiというバンド名の通りに?日本らしい怖さ、怪しさが色濃く出ていて、それを表現するボーカルとブラックメタルらしいフレーズとが良い感じに交わる。
今年、京極夏彦(特に百鬼夜行シリーズ)をよく読んでいたのはこのバンドの影響も大いにあったのかもしれない。
Yellowcard Childhood EP 🇺🇸
高校生から聴いているヴァイオリン入りメロディック・パンクの再結成盤。
そんなもの聴かない訳にはいかないでしょう。
デビュー以降もいい感じに円熟みを出してきていた、その延長線上の作品で再結成の挨拶がわりとしては、今後に期待させてくれる。
ちゃんと疾走曲もあります。
Girls in Airports How it is now 🇩🇰
ジャズとされているGirls in Airports
どこのレビューを見ても、エレクトロニカ、ポストロック、インディロックなどと書かれてるけど、まさにそう。
シューゲイザー的なぼわーんとして幻想的とも受け取れる音像だったり、音の響かせ方が広い空間を感じさせるようでポストロック的だったり、と、どこかジャズの音とは違う?と思えてくる。
パーカッションとドラムのリズム隊がいるからそう感じるのかもしれません。
ジャズとはめちゃくちゃ追求しまくる音楽でもある印象なので、ポストロック的でも違和感は無いといえば無いけど、いわゆる喫茶店とかで流れているような印象のジャズよりはもっと現代的で都会的で落ち着いた音楽。
落ち着いた感じがするのはインディロックやシューゲイザーとは決定的に違うところだろうな、と。
とても良いバンドを教えてもらった♪
月追う彼方 未明EP オルタナティブロック、ポップス🇯🇵
月追う彼方 も去年から好きなんですよね。
オルタナティブロックの醍醐味のひとつは等身大であること(飾らない、高度な技術よりも想いのたけ)だと思うのだけど、彼女らはまさしく等身大の世界観だと感じて好き。
しかし、去年と同じことを書いてる気がするw
鏑 業 🇯🇵
鏑(かぶら)という雅楽デスコアがヤバかった。
雅楽というまったりする音?と、デスコアという音数の暴力とも言えるほどの強烈な音楽が見事にマッチング。
MVの通り?表面的には自然が綺麗な世界だけど、一歩入り込んだら激烈。
内面は実は荒ぶっている。
そんな世界観に感じ、ポストメタルやシューゲイザーブラックとかとも近いものを感じて好きです。
デスコアは好きではあるけど、すぐにお腹いっぱいになってしまうような自分からすると、良いきっかけにもなるかも。
Hania Rani On Giacometii 🇵🇱
静かめなピアノ曲が中心のポストクラシカル。
ポストとつくジャンルの音楽はメロディがそんなにハッキリとはないので、BGMにも最適なことが少なくないのだけど、その典型かな、と。
なので、寝る直前でも邪魔にならなくてよく聴いていた1枚。
こ
この人もGondwana Recordsから。
GEL Only Constant 🇺🇸
個人的に2023年はハードコア〜パンクが熱かった。
2023年作も良かったけど、最初に聴いた21年作のViolent Closure のほうが聴いた気がする。
Amazonの検索で出てこなった?のでジャケ写ありません…。
Svalbard The Weight Of The Mask メタルコア?ポストブラック?🇬🇧
ポストブラック、アトモスフェリックブラックはとても好きで心地の良い音楽なのだけど、壮大さ(深遠さ)と激しさがどっちも高次元なバンドには初めて出会った気がします。
日本のメタルコア、Sable HillsのメンバーがXでポストしてて知ったバンド。
(そういえばSable Hills の2023年作ちゃんと聴いてない…聴かなきゃ)
KRUELTY Untopia 🇯🇵
日本のハードコア。
スピード重視ではないのだけど重戦車のように重たいビートを中心に日本語を叫ぶ。
そんな重厚感と暗黒感。
Kashiwa City Hard Core のヌンチャクも思い出させる。
隣町にライブに来ていたので行けば良かった…。
体調と帰りの足問題を考えたら断念してしまったのは今年1番の心残り…
YOASOBI THE BOOK 3 ポップス 🇯🇵
同じく、やっぱりYOASOBIは好きなんだな、と。
純度、解像度の高い世界観と王道なポップスセンス。
そんなものが2つも揃ってるなんて、やっぱりヤバい。
jizue biotop 🇯🇵
やっぱりjizue というバンドは好きなんだ、と。
少しキラキラめに聞こえる電子ピアノと程よく歪んだギター。
今作もとても心地よかった。
今までちゃんと聴いてなかったけど、ドラマやアニメのサントラもやっているみたいだし、アルバムも2012年作からあるのに2019年作からしか聴いてない…。
そういう意味でももっと楽しませてもらえそうな気がしてきた。
他、良作
Dokken - Heaven comes down
Iggy Pop - Every Loser
Mammal Hands - Gift from the trees
4s4ki - CODE GE4SS
など
プレイリスト
2.2023年、好きな曲
全然インタールードじゃないINTERLVDEが圧勝な感じもしてますが、アップルミュージックで好みに合わせた曲を自動で入れてくれるプレイリスト New Misic Mix から突然流れてきたクレイジー・ラブディスコの破壊力も凄かったw
他の気づいたら劇団の曲もものすごくて、妙な捻りのないベタな展開とメロディはパワーメタルのベタさに通ずるところがあると思うので大好き♪
Evilgloom - INTERLVDE
Paledusk - RUMBLE feat. Masato from Coldrain
(sic)boy - Dark Horse feat. JESSE & KM
ミクスチャー
気づいたら劇団 - HAMUMU
クレイジー・ラブディスコ
月追う彼方 - 最果て
Evilgloom - Buster Call
Unlucky Morpheus - U.F.O. U Feel Overjoyed!!
他、良曲
The Libertines - Run Run Run UKロック、ガレージ 🏴
GEL - Honed Blade 🇺🇸
THE LOCAL PINTS - Saison (Come Back Home) ギターポップ 🇯🇵
など
3.2023年、サブスクに上がっていて嬉しかったもの
Arc The Lad サウンドトラック
T-Square の安藤まさひろさんによるPlayStationのRPGのサントラなので1997年くらいのアルバム。
戦闘曲を中心に好きなゲーム音楽が聴けるようになっていて嬉しい♪
けど、2023年12月現在はSpotifyでは聴けますがApple Musicでは聴けません…。
FINAL FANTASY VII Piano Collections
植松伸夫先生のファイナルファンタジーの曲が好きな僕にとっては、ピアノアレンジされているというだけでも十分に聴くに値するのですが、7のピアノアレンジが1番秀逸な気がしてます。
それがサブスク解禁されてるのは嬉しすぎます。
(音源は持ってますけど)
バンド deadman の作品
リアルタイムで聴いてた訳ではないのですが、知ってる人がやってたバンドなので嬉しかった。
701125、とno alternative は何気にけっこう聴いてました。
4.2023年に出会った2022以前の作品
とにかくUnlucky Morpheus に出会えたのがハイライト過ぎます。
X へのオマージュ満載の Jealousy of Silence が最高過ぎましたし♪
◎
あんきも - Saireco Jealousy パワーメタル 🇯🇵
Hooligans United a tribute to RANCID パンク、スカ 多国籍?
Jani Liimatainen - My Father's Son メタル 🇫🇮
Hania Rani - Home ポストクラシカル、ピアノ 🇵🇱
Jasmine Myra - Horizons ジャズ 🏴
Authority Zero - Broadcasting to the nations パンク 🇺🇸
Kiasmos - Kiasmos ミニマルテクノ 🇮🇸
あんきも - Unfinished パワーメタル 🇯🇵
○
Amyl and the Sniffers - Comfrot to me パンク 🇦🇺
Ryutist - (エン) エレクトロニカ?アイドル 🇯🇵(新潟)
GEL - Violet Closure ハードコア、パンク 🇺🇸
Say Sue Me - Where We Were Together ドリームポップ?🇰🇷
PelleK - Big of Tricks パワーメタル 🇳🇴
Masterplan - Masterplan パワーメタル 🇩🇪
Kokeshi - 憧憬EP ハードコア 🇯🇵
GALNERYUS - VETELGYUS パワーメタル 🇯🇵
最後に
今年はジャズに再接近した年でもありました。
1月早々にコロナに感染した時に、ジャズ〜ポストクラシカルといった今風な作品を多く出しているイギリスのレーベル Gondwana Records にどハマりしたせいです。
2週間ほど微熱があったので熱が下がるまで職場に来るなとなってしまい、そこそこには元気なのに自宅軟禁みたいな状況ができてしまったので、色々と音楽を漁る時間ができてしまったんですよねw
10月くらいまでは2022年が豊作過ぎて、しばらくは2022年以前の作品ばかりと出会い、去年ほどはグッとくるものがあまりないなぁ、なんて思っていたりしたのですが、最後の2ヶ月でドバドバ出会えた。
そんな1年でした。
音楽という身近なものが好きで良かったな、と毎年思います。
音楽や好きなバンドがいなかったら、とっくの昔に生きてないと思うし、そこまでいかなかったとしても、仲の良い友達なんてできてない気がします。
そういう意味でも、毎年素敵な音楽に出会えることは嬉しいものです。
楽しみにしている音楽ブログや、年間ベストがあるので1月はきっと2023年の復習をしていると思いますが、2024年も素敵な音楽に出会える事を期待してます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!